【3分解説】著作権・肖像権にまつわるあれこれ10連発

“著作権や商標登録に関わるデザインのプリントは、お断りしております。”

オリジナルTシャツのサイトでよく見かけますよね。この文言。
じゃあ、著作権侵害のボーダーラインってどこなの?
って皆さん疑問に思いませんか?

そこで、今回は著作権や肖像権にまつわるあれこれを徹底解説!
せっかく考えたデザインが著作権に引っかかってアウト!
なんてことにならないように、事前にチェックしておきましょう~!

※この記事は2020年4月に作成したものです。

 

+:-:+:-:+:-:+:
~初級編~
+:-:+:-:+:-:+:


Q1有名人の顔写真やロゴは使える?
A1肖像権に触れる可能性アリ!

雑誌やネットから無断で使用するのもアウトです!
こちらは著作権侵害にあたりますので、お気をつけ
ください。
似顔絵も本人の許可が必要となります。
(非営利目的でも許可さてれいるというわけでは
ありません。)例外として、歴史上の人物なら
肖像権は考慮しなくても良いでしょう。

 

Q2ライブでアーティストの顔や歌詞付きのオリジナルTシャツが着たい!
A2アーティストによっては、着用OKな場合も

ライブを盛り上げるために許可しているところも
あるようです。事前にアーティストの所属事務所
に問い合わせてみるといいですね。
ライブによって持ち込めるものが異なるので、
そちらも確認しておくことをおすすめします。

 

Q3有名なキャッチコピーをそのまま別の作品に使ってもいいの?
A3】著作権法の保護の対象ではないため使用できます

キャッチコピーやスローガンは多くの場合、平易な
言葉の組み合わせのため創作性が認められません。
ただし、社会一般で著名なキャッチコピーの場合は、
不正競争防止法で規制させる「著名表示の使用行為」
に抵触する恐れもあるので、注意しましょう。

 

Q4】既存書体でロゴマークは作成してもいいの?
A4】問題ありません

既存書体(タイプフェイス)は著作権法で保護される
著作物とは認められていないので、自由に利用する
ことができます。そのまま使用することも変形して
使用することも可能です。

 

+:-:+:-:+:-:+:
~中級編~
+:-:+:-:+:-:+:

Q5】共同で制作した作品の著作権は誰のもの?
A5】制作した全員にあります

ただし、アイディアを出しただけの人、
助言しただけの人、企画だけ立てた人、
補助的な仕事しかしなかった人は
共同著作者にはなりません。

 

Q6】著作権侵害のボーダーラインって?
A6】著作権者の判断次第

著作権違反は親告罪ですので権利元がダメといえば
ダメになります。またイラストなどの場合、既存の
ものと本質的な特徴が共通しているかどうかが判断
材料になります。ごくありふれたデザインには
著作物性がないとされています。

 

Q7】許諾を得ずにと撮影した動物の写真は広告に使える?
A7】基本的に、動物には肖像権がないので使用できます

ただし、顧客誘引ある動物は、飼い主や管理者の
許諾が必要となる場合が多いです。

 

+:-:+:-:+:-:+:
~上級編~
+:-:+:-:+:-:+:

Q8】描いたイラストが偶然既存のイラストと類似してたら?
A8】法律上、著作権侵害にはあたりません

既存のイラストや画像を参考にせずに描いた結果、
たまたま既存のものと類似してしまった場合は、
法律上では著作権侵害にはあたらないとされています。
また、既存のイラストを参考にしたとしても、既存の
ものと類似していなければ、こちらも著作権侵害には
あたりません。
※ただし、著作権侵害が否定されるケースであっても、
クレームの対象になる場合があります。

 

Q9】海外の絵画は使ってもいいの?
A9】日本の著作権法による著作権の保護期間が満了していれば自由に利用可能です

著作権の保護期間は大原則として著作者の死後50年です。
(映画は公表後70年)
ただし、保護期間に関しては「戦時加算」というものが
必要な著作物もあります。

 

Q10】建物の外観写真を雑誌広告に使ってもいいの?
A10】広告に使うのは自由です

その建築物と同じ建築物を建てたり、その建築物を
販売しない限りは自由な利用が認められています。
建築物のイメージや経済的利益などを損なう恐れが
ある場合はクレームの対象になることもありますので、
丁重に扱ってくださいね。また、建築物に写りこんで
いる、美術・写真・言語・人物等が特定できてしまう
場合には、そちらにも十分な配慮が必要です。
(ちなみに東京スカイツリーは知的財産権に関する
注意書きがHPに明記されているみたいです。著作権
には問題がなくても、商標権は注意した方が良さそう
ですね。)

 

皆さんいかがでしたでしょうか?
著作権って色々なルールが存在するんですね。
調べてみると「へぇ~そうなんだ!」ってことも多くて結構面白いです。

結論から言うとやっぱり、
「オリジナルのデザインが一番!
たまたま他の作品とかぶっても、故意でなければ、違反にはなりませんよ。」
ってことですね。

でもオリジナルのデザインを一から考えるのが難しい!という方、
オリジナルTシャツのテルミなら、デザインに関するご相談
受け付けておりますので、お気兼ねなくお問い合わせください!

以上!今回は著作権について、ご紹介させていただきました!
また次回も、色々なお役立ち情報を更新したいと思います~!

 

こちらも良く読まれております↓

 


投稿日 : 2020年4月28日